認知症対策net

認知症の予防や対策に関する情報を綴ります。

アルツハイマー型認知症

 認知症とは、認知機能の障害・病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態の総称です。

一言で「認知症」といっても、実は色んな種類の認知症があるわけですね。昔は「痴呆症」と呼ばれていました。

まず、代表的な認知症ともいえるアルツハイマー認知症について。

アルツハイマー認知症の症状

アルツハイマー認知症は、認知症の中で一番多いとされており、男性よりも女性に多く見られ、もの忘れから気付くことが多く、今まで日常生活でできたことが少しずつできなくなっていきます。

新しいことが記憶できない、思い出せない、時間や場所がわからなくなるなどが特徴的です。また、物盗られ妄想や徘徊などの症状が出ることがあります。

問題には以下のようなものが挙げられます。

  • 迷子になる
  • お金の取扱いや請求書の支払いに問題が生じる
  • 質問を繰り返す
  • 普通の日常作業をこなすのに時間がかかるようになる
  • 記憶障害や錯乱が悪化する
  • 家族や友人を認識しにくくなる
  • 新しいことを覚えられない

アルツハイマー認知症の原因

アルツハイマー病の原因はまだ完全には解明されていませんが、長い期間をかけて脳の中で生じる、複雑な一連の事象によって発症することが次第に明らかになってきました。原因としては、遺伝、環境および生活習慣などの複数の因子が絡み合っていると考えられます。