認知症対策net

認知症の予防や対策に関する情報を綴ります。

2016-01-01から1年間の記事一覧

中核症状を発端として起こる周辺症状

周辺症状は、中核症状が現れた時、周囲との関わりの中で起こるもので、主に気分障害、妄想、幻覚などの症状があります。 周辺症状は、その人の性格や環境によって現れ方が違い、家族にとっては一番つらく、介護の負担となるものです。 気分障害とは、一般に…

認知症の「中核症状」とは

認知症の症状は誰にでも共通して起こる「中核症状」と、周囲との係りの中で起こる「周辺症状」の2つに分けられます。 中核症状とは、脳の神経細胞が壊れることによって起こる症状で、記憶障害、見当識障害、認知障害(失語、失行、失認、実行機能障害)をい…

認知症の原因は脳の神経細胞の破壊

脳の神経細胞の損傷はどんな形で認知症の症状をもたらすのでしょうか。 脳には1000億個の神経細胞があり、その神経細胞に情報を運ぶ役割をしているのが神経伝達物質です。 認知症のなかで大きな比率を占めるアルツハイマー型認知症は、大脳皮質にある神経細…

認知症の約90%を占める三大認知症

認知症は脳の病気です。脳の神経細胞が何らかの原因で破壊され、意識が明瞭な時に物事を判断したり、記憶したりする力が障害を受けるものです。 つまり認知症とは、脳の神経細胞を破壊する原因疾患によってもたらもたらされる症状で、原因疾患の数は200~300…

老化による物忘れと認知症との違い

認知症の初期症状は老化によるものだと思われがちです。では老化による物忘れと認知症との違いは、一体どこにあるのでしょうか。 xn--vckvb3bzb4b1cx128e4sdd66c.biz 加齢に伴う物忘れは、老化による記憶力の低下であって、病気ではありません。40~50代まで…

認知症は「体の病気」でもある

かつて「ボケ」や「痴呆」と呼ばれていた時代は、認知症の解明がなかなか進まず、正しい理解がされていなかったため、様々な誤解を生む事にもありました。 認知症は心だけでなく、体の病気でもあります。年を取ればだれでも認知症になるわけではありません。…

一番つらいのは本人なのです

認知症は進行すると、脳の細胞が壊れて、記憶したり認知する能力が失われ、ぼんやりしたり、無気力になったり、怒りっぽくなったりします。 今までできていたことができなくなり、介助が必要になっていきます。まわりの家族にしてみれば、進行するにつれて、…

認知症の定義

今では「認知症」という言葉自体、すでに多くの人に知られる言葉になりましたが、その知名度に比例して、その内容が正確に理解されているか、というと、決してそうではありません。 実は認知症という病気は思っている以上に複雑で誤解の多い病気なんですね。…

脳血管性認知症

脳血管性認知症は認知症の中でも患者が多く、「三大認知症」の1つです。脳の血管障害が原因となり、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など、脳の血管の病気に よって引き起こされます。この脳梗塞や脳出血、くも膜下出血は重大な病気です。 しかし、それらによっ…

レビー小体型認知症

レビー小体型認知症とは レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症です。1976年に、日本の小阪憲司(現横浜市立大学名誉教授)らによって報告され、1995年にレビー小体型認知症という名称が付けられました。 レビー小体病はアルツハ…

アルツハイマー型認知症

認知症とは、認知機能の障害・病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態の総称です。 一言で「認知症」といっても、実は色んな種類の認知症があるわけですね。昔は「痴呆症」と呼ばれていました。 まず、代表的な認知症ともいえるアルツハイ…